寝台列車の中で起床。
途中何度も起きましたが、意外と眠れた気がします。
寝台列車での1人旅、トイレに行っている間にバッグが盗まれていた、なんていう記事もたくさんあり、それも心配でした。
乗車前にトイレを済ませていたのと緊張もあり、一度もトイレに行かず目的地に到着。
列車が到着したのは、Mandurahという駅。
ガンジス川までは少し離れています。
まずは駅についてお決まりの、オートリキシャーの見極めです。
ちょうど近くに、同じ列車で移動してきたであろう1人の若者がリキシャーの交渉をしてました。
行き先は僕と違いましたが、途中まで方角が一緒だったので、一緒に乗って行くことになりました。
※写真取り忘れた。
リキシャーに乗って話を聞いていたら、彼はイラン人。まだ20代前半だろうと思います。
ちょうど少し前に、日本対イランでサッカーの試合があった時だったので、なんとなくサッカーの話をしてみたのですが、たぶん伝わっていませんでした…
数分走り、最初に僕の目的地付近についたので、彼と握手してリキシャーをおります。
Godowliaという、バラナシの中心的な場所です。
ニューデリー・メインバザール・コンノートプレイスと見てきましたが、どことも全く違う雰囲気です。
このカオスな感じ、「インドに来た」と改めて実感できました。
周りのインド人が、どんどん話しかけてきます。ずっと横について歩いてくる人もいます。
そんな人たちを無視しながら、歩くこと5分くらいでしょうか。
雑多な町並みの先が、開けてきました。
川です。
そう、ついに到着しましたガンジス川!!!
目の前にガンジス川が広がっています。
テレビやネットでいくらでも、ガンジス川の景色は見られますが、この場に自分がいる実感。
もうとにかく感動です。
売店でコーラを買い、しばし、ガンジス川を目の前に立ち尽くし、写真を撮り続けます。
すると、1人の小さな女の子が話しかけてきました。
「コーラ飲ませて」
なんとなく、勝手に、「一口飲ませて」って解釈してしまい、ペットボトルを渡したのですが、女の子はペットボトルをもって走って消えていきました。。そう、ここはインド。こんな事は日常茶飯事です。
同じ売店に行って、コーラ買い直し。
さて、これからどうするか。
まだ早朝ですが、まずはホテルに行って手続きだけしておきたい。
で、ここでひとつ大問題が発生しました。
昨夜ニューデリー発の寝台列車に乗って、徐々に気になってはいたのですが、ネットのつながりが悪くなっていたんです。
ちなみに日本で、インドで使えるSIMを用意して行っていました。現地SIMではないです。
都心部を離れているからネットつながらないのかな、バラナシに行けば繋がるだろう…
って深く考えずにいたのですが、逆に全く繋がらない状態のまま。
※結局このまま最終日にデリーに戻るまで、ネットは繋がらないままでした。
ホテルの情報など、全てEvernote上で管理していた今回の旅。
一切オフラインでの資料を持たずにいました。
「ホテルの名前なんだっけ?」
ちょっと焦りがでてきます。
日本で確認していたときの、何となくの場所と、ホテルの外観画像(鮮やかなグリーンぽい色だった)だけを頼りに、歩いて探すことにしました。
現在地より南に行ったガンジス川沿いにホテルがある、ということは分かっていたので、川沿いに歩きます。
ホテルが分からない不安もありますが、ガンジス川にいる感動もあり、写真をとりながらブラブラ南下していきます。
そうこうして南下すること10分くらいでしょうか。
遠くに、それっぽい色の建物が見えます。
アレかな?
とりあえずそこを目指して歩き続けます。
そしてその建物に到着間違いない、コレだ! ちょっと安心しました。
早速中に入り、手続きをします。
このホテルのオーナーさんは、バラナシにある大学在籍時に日本語を専攻していたらしく、日本語がとても堪能です。
インドにきて初めて、まともなやりとりで日本語ができました。
チェックインの時間まではまだまだあります。
それまでロビーに荷物おいといてくれ、と言われました。
みると、既にかなりの量のバッグが置かれています。今日チェックインする旅行者のものでしょう。
セキュリティ的にちょっと不安もありましたが、とても真面目で誠実なオーナーさんだったので、荷物を任せて再度外にでました。
さて、ガンジス川観光しますか!
