2017年は、多くの人にスマートスピーカーが注目されはじめた1年でした。
そして2018年こそ、本当の意味での「スマートスピーカー元年」になるのではないかと思っています。
そんな2017年の年の瀬に、我が家にスマートスピーカー『Google Home Mini』がやってきました(借り物)!!
もくじ
そもそもスマートスピーカーとは
スマートスピーカーとは、簡単に言ってしまうと、話しかけるとその内容に応じた対応をしてくれるスピーカーのことです。人間が話しかけた音声を認識し、本当に色んなことをやってくれるんです。
例えば・・・
「明日の天気は?」
「テレビつけて」
「今日はなんの日?」
などなど、普通に話しかけるだけで、スマートスピーカーが回答や対応してくれます。
ちなみに一言でスマートスピーカーといっても、数多くの商品が発売されており、その中で僕が使っているものはGoogle製の『Google Home』、さらにその小型版である『Google Home Mini』になります。
それではまずは『Google Home Mini』以外にもどういったスマートスピーカーが発売されているのか確認していきましょう。
スマートスピーカーの種類
主要なスマートスピーカーは、今のところ4機種あると思っておけば間違いありません。
Google Homeシリーズ
検索エンジンで有名なGoogleから発売されたスマートスピーカーです。僕が使っているスマートスピーカーになります。
Google Homeの中でも、小型版であるminiなどがありますが、とりあえず『Google Home』という機種があると覚えておけば間違いないです。
実際に使用している機種なので、下で詳細を記載しています。
Amazon Echoシリーズ
ネット通販大手のAmazonから発売されているスマートスピーカーです。
こちらもその中でもいくつか機種が発売されています。
Clova WAVEシリーズ
もはや使っていない人がいないのでは?と思ってしまうコミュニケーションツール「LINE」
そのLINEから発売されているのが、このClova WAVEシリーズです。
HomePodシリーズ
iPhoneやMacを販売するAppleから発売されるスマートスピーカーです。
この中では唯一、まだ販売はされていません。2018年初旬の発売開始予定となっています。
細かいことを言えば、それ以外にも多くのスマートスピーカーが販売されています。
例えば中国メーカーからもオリジナルのスマートスピーカーが発売されていますし、Googleの音声認識システムを使ったソニーのスマートスピーカーなどもあります。
でも、基本は、この4機種を覚えておけば大丈夫です。
主要4機種の大きな特徴(私見)
Google Homeシリーズ
・Googleが提供するサービス(カレンダー、フォトなど)との連携
・Chromecastとの連携
Googleの多くのサービスを利用している人(まさに僕です)向けなのは間違いないです。
Androidスマホを持っている人は、かならずGoogleアカウントを持っていると思いますが、スマホでGoogleサービスを活用している人は多いと思います。
なのでAndroidユーザーにもおすすめできるかもしれません。
Amazon Echoシリーズ
・Amazon各種サービス(通販、プライム)との連携
音声でAmazon内の買い物ができるという点につきると思います。
とは言っても、不用意に注文がされてしまうという事態が起きないように設定もできるようなので、不安もなさそうです。
個人的に一度は使ってみたいです。
Clova WAVEシリーズ
・LINEとの連動
やはりLINEの送信・受信メッセージ読み上げができる、という点が大きいです。
機種によってはLINE通話にも対応予定らしいです。
HomePodシリーズ
・Siriによる音声操作
・オーディオ機器としての実力
Appleが掲げているのは、音楽プレイヤーとしての実力です。
シンプルに(本当にシンプルに言っています)
【Google Home】Androidユーザー、Googleサービス活用者
【Amazon Echo】Amazonのショッピングやビデオなどのプライムサービス
【Clova WAVE】とにかくLINEを使いこなしたい
【HomePod】やっぱりiPhoneユーザー、音楽配信機器として使いたい方
ということになるのかなと思います。
まだ発売前ですが、HomePodは他のスマートスピーカーとは違う位置づけのように感じられます。
Google、Amazon、LINEについては、あくまで自社サービスを利用してもらうための「導入部分」として位置づけです。
それに対してAppleは、あくまでスマートスピーカー自体の販売が目的だと思います。なので、Appleはお値段高めです。
『Google Home Mini』を使ってみました
こちらが『Google Home Mini』の外観です。
裏返しの状態。
『Google Home』に比べて非常にコンパクトになっています。
機能的な違いはなく、スピーカーの性能と外観の違いだけらしいです。
それでは早速使ってみたいと思います!その前に、筆者の使用環境などを記載しておきます。
その方の環境により、設定する内容も変わってくるかもしれません。
・スマホはAndroid、Googleアカウント取得済み
・スマホにgoogle home アプリダウンロード済み
・chromecastユーザー(テレビに接続済み)
・Netflixユーザー(スマホアプリもしくはPS4経由で使用)
まずは設定ですが、『Google Home Mini』端末についているボタンを押します。これで電源が入ります。
基本的には端末自体が、必要な設定を進めてくれます。Androidユーザーであれば、簡単にスマホとの連携も終了します。
「OK Google」もしくは「ねえ Google」と話しかけたあとに、用件を伝えることで様々リアクションと取ってくれます。
ちなみに、以下のようなことを試してみました。
朝「おはよう」と話しかけてみた
今日一日の天気・最低気温・最高気温を教えてくれ。そのまま朝のNHKニュースを再生してくれました。
とにかく忙しい朝の時間帯、ハンズフリーで情報が耳に入ってくる快適さはなかなかのものです。なんだか気持ちも落ち着きますね。
「youtubeでM-1が見たい」と話しかけてみた
みごとに(?)F1の映像を再生してくれました!
僕の滑舌が悪かったのかもしれませんが、まあこういうのは「あるある」でご愛嬌ですね。
chromecast経由でテレビ画面に自動でyoutubeが表示される部分は非常にスムーズでした。
「Netflixでペルソナ4のアニメが見たい」と話しかけてみた
chromecast経由でNetflixが起動し、見事ペルソナ4を再生してくれました!
youtubeの場合は、観たいジャンルを伝えるだけでマッチする映像を表示してくれるのですが、Netflixだと具体的なタイトルまで言わないと認識してくれませんでした。この辺は設定で変更できるのかもしれません。
試していないこと
『Google Home Mini』で音楽を聞きたいときは、「Googleミュージック」「Spotify」のどちらかを使用する必要があるようですね。
僕はどちらも使っていないため、で音楽を聞くことはできませんでした。
総評
まずAndroidユーザーであれば、設定はスムーズに終わります。
そしてやはりchromecast持ちの人にとっては、非常に使い勝手が良いと思いました。
僕は家でyoutubeなりNetflixなり観たいとき、やはりテレビの大画面で観たい人です。
もちろんスマホからchromecastを起動させて表示することも可能ですが、それを音声だけで制御できるのは思っていた以上に快適ですね。
今後、もっと色々とできることを試してみたいと思います!